胡麻竹の伐採に行ってきました|タケノコの季節の竹林管理と注意点

/井上 定治
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先日、胡麻竹(ごまだけ)の伐採のため竹林へ入りました。
春の竹林は、青々とした竹に囲まれる中、地面からはタケノコがすくすくと伸びてくる時期です。今回の現場でも、あちこちから元気なタケノコが顔を出していました。
伐採作業では、このタケノコを傷つけないよう細心の注意を払いながら進めていきます。竹林管理において、次世代の竹を守ることも非常に重要です。
◼️胡麻竹の伐採タイミング|“早すぎても遅すぎてもダメ”
一般的に竹の伐採は秋〜冬が適期ですが、胡麻竹は例外です。
胡麻竹は、表面に胡麻模様が出たタイミングで伐採する必要があります。
ただし、このタイミングの見極めが非常に難しく、
•早すぎると胡麻模様が出ない
•一部だけ模様が出ていない状態になる
•遅すぎると割れが入る
という特徴があります。
そのため当社では、竹林を定期的に観察し、
胡麻模様が出たらすぐに伐採するようにしています。
まさに「タイミングが命」の素材です。
◼️今回の伐採について|やや遅めで割れも発生
今回伐採した胡麻竹は、比較的遅めに模様が出た個体が多く、
すでに割れが入っているものも多く見られました。
胡麻模様は自然現象のため、どうしてもコントロールが難しく、
•模様を優先すると割れリスクが上がる
•割れを避けると模様が不十分になる
というバランスの中で判断していく必要があります。
◼️胡麻模様と竹の質の関係
ちなみに、竹の硬さによっても胡麻模様の出方は変わります。
•硬い竹ほど胡麻模様の出るタイミングが遅い
•その分、細かく美しい胡麻模様になる
つまり、時間をかけて育った竹ほど、上質な胡麻竹になる傾向があります。
◼️まとめ|自然素材ならではの見極め
胡麻竹は、
•観察
•タイミング
•経験
この3つによって品質が大きく左右される素材です。
竹定商店では、自社で竹林管理から伐採まで行い、
最適なタイミングで素材を見極めています。
胡麻竹を使った内装・建材のご相談も、お気軽にお問い合わせください。

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