竹粉を竹林へ還元|竹定商店が実践する循環型の竹林整備と土壌改良

/井上 定治
IMG 8256(大) IMG 8260(大)竹を加工する際に発生する「竹粉(たけこ)」。
通常であれば産業廃棄物として処理されることもある副産物ですが、竹定商店ではこの竹粉を竹林へ還元し、土壌改良材として活用しています。
■ 竹粉とは?
竹を製材・加工する際に出る削り粉やチップ状の素材を「竹粉」と呼びます。
自然由来100%の有機素材であり、適切に活用することで土壌環境の改善に役立ちます。
■ 竹粉を竹林に撒く理由
① 土壌改良効果
竹粉は微生物の働きを活性化させ、土壌の通気性や保水性を向上させます。
特に踏み固められた竹林の地面では、土が硬くなりがちですが、竹粉を撒くことで土壌が柔らかくなり、健全な竹の生育環境を整えることができます。
② 有機物循環による竹林再生
伐採 → 加工 → 竹粉発生 → 竹林へ還元
この循環により、竹資源を無駄なく活かす持続可能な竹林経営を実践しています。
③ 放置竹林対策への貢献
竹林整備と同時に土壌改善を行うことで、健全な竹林の維持管理が可能になります。
これは、放置竹林問題の解決にもつながる重要な取り組みです。
■ 竹を「使い切る」ものづくり
竹定商店では、インテリア・エクステリア用竹材の製造だけでなく、
•竹林の整備
•竹の伐採・製材
•副産物(竹粉)の再活用
までを一貫して行っています。
竹を単なる建材として扱うのではなく、資源として循環させることを大切にしています。
■ まとめ|竹林整備 × 土壌改良 × サステナブル
竹粉を竹林へ撒くことは、小さな作業の積み重ねですが、
未来の竹林を育てる大切な工程です。
竹を使うことは、竹林を守ること。
そして、竹を余すことなく活用することが、真のサステナブルにつながります。

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