大阪市内の飲食店に胡麻竹の犬矢来を特注製作・納品しました
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大阪の工務店様よりご依頼をいただき、
大阪市内の飲食店に胡麻竹(ごま竹)を使用した特注犬矢来(いぬやらい)を製作・納品させていただきました。
犬矢来は、町家や和食店、旅館などで多く採用される伝統的な竹垣意匠のひとつ。
建物の外壁を保護すると同時に、和の趣や上質感を演出できるため、近年は高級飲食店やホテルの外構デザインとしても人気が高まっています。
竹定商店では、既製品ではなく 現場寸法に合わせた完全オーダーメイド製作 にて対応いたしました。
傾斜地に合わせた特注設計
今回の設置場所は、道路に向かってわずかな傾斜がある現場でした。
既製サイズの犬矢来をそのまま設置すると、
・下部に隙間ができる
・ラインが不自然になる
・ガタつきや不安定さが出る
といった問題が生じます。
そこで現地の斜面にあわせて
地面の勾配に合わせてフレームと竹の角度を細かく調整し、傾斜にぴったり沿う形状で製作しました。
結果として、足元まで美しく納まり、安定感のある自然な仕上がりを実現しています。
既製品では出せない「据わりの良さ」と「一体感」は、特注製作ならではの強みです。
胡麻竹の上質な風合い
素材には、独特の斑点模様が特徴の 胡麻竹(ごま竹) を使用しました。
胡麻竹は、
・落ち着いた高級感
・自然素材ならではの個体差
・経年変化による深み
が魅力の竹材で、和食店や割烹、料亭などのファサードに非常に相性の良い素材です。
人工素材には出せない「本物の質感」が、店舗の格を一段引き上げてくれます。
替折釘による伝統的な納まり
固定には 替折釘(かいおれくぎ) を採用しました。
替折釘は、
・釘頭が目立たない
・抜けにくく耐久性が高い
・伝統的な竹垣工法
といった特長を持つ、昔ながらの日本建築金物です。
こうした細部の仕上げこそが、全体の品格や完成度を左右します。
竹定商店では、意匠と耐久性の両立を大切にしながら、一つひとつ丁寧に施工しています。
竹定商店の犬矢来・竹外構について
竹定商店では、
・犬矢来
・竹垣/竹塀
・竹フェンス
・店舗外装竹意匠
・ホテル・旅館の竹内外装
・特注サイズ
・曲面加工
など、竹を活かした内外装を 設計・製作・施工まで一貫対応 しております。
「既製品ではサイズが合わない」
「店舗の顔になる和の意匠をつくりたい」
「本物の竹で差別化したい」
そのようなご要望がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
大阪をはじめ全国の飲食店・商業施設・設計事務所様からのご依頼に対応しております。
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竹製の杓と杓台を製作しました|お庭の風情を引き立てる竹の道具
お庭で使用するための、竹製の杓(しゃく)と杓台を製作しました。 竹の杓は、手水鉢や蹲(つくばい)まわりで使われることの多い、日本庭園らしい趣を感じさせる道具です。水をすくうための実用品でありながら、庭の景色の一部としても大切な役割を持っています。 今回は、お庭の雰囲気に合わせて、竹の自然な表情を活かした杓と、それを並べて置くための杓台を製作しました。 ◼️竹ならではの自然な風合い 竹は一本一本、太さや節の位置、色味が異なります。 杓の持ち手部分には細めの竹を使用し、先端には水をすくうための竹筒を取り付けています。竹筒の丸みや節の表情がそのまま意匠となり、人工的な素材にはない柔らかさが生まれます。 庭に置いたときに主張しすぎず、それでいて自然に目を引く。 竹製の道具には、そうした控えめな美しさがあります。 ◼️杓台も竹で製作 あわせて、複数本の杓をまとめて置くための杓台も製作しました。 細い竹を並べ、黒い紐でまとめることで、実用性と和の雰囲気を両立させています。手水鉢や蹲のそばに置くことで、庭全体の印象をより引き締めてくれます。 竹の杓と杓台は、茶庭や和風庭園だけでなく、旅館、料亭、寺院、店舗の外構演出にも相性の良い製品です。 お庭に合わせた特注製作も可能です 竹定商店では、既製品だけでなく、使用場所や雰囲気に合わせた竹製品の特注製作も行っています。 今回のような庭用の杓や杓台のほか、竹垣、犬矢来、袖垣、竹の目隠し、店舗や旅館の装飾材など、用途に応じて製作が可能です。 竹は自然素材のため、寸法や仕上がりには個体差がありますが、その不均一さこそが竹の魅力でもあります。 お庭の景色に馴染む道具として、自然な風合いを大切にしながら一本一本製作しています。 ◼️竹の道具がつくる庭の表情 庭に置かれる道具は、単なる備品ではなく、空間の印象をつくる大切な要素です。 竹製の杓がひとつあるだけで、手水鉢まわりに和の雰囲気が生まれ、庭全体に落ち着いた表情が加わります。自然素材である竹は、石や水、植栽との相性も良く、時間の経過とともに少しずつ色味が変化していく点も魅力です。 竹定商店では、竹の性質を活かしながら、庭や建築空間に合わせた竹製品を製作しています。 竹製の杓、杓台、竹垣、袖垣、和風庭園の装飾材などをご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。/井上 定治 -
現場施工前のシミュレーション|竹材施工のリスクを減らすために大切な準備
竹定商店では、竹材を現場に納める前に、できる限り事前シミュレーションを行っています。 今回も、次の現場施工に向けて、工場で実際の納まりや作業手順を確認しました。 竹は自然素材のため、一本一本に太さ・曲がり・しなり・節の位置などの個体差があります。 図面上では問題なく見えていても、実際に立ててみたり、曲げてみたり、取り付ける角度を確認してみると、想定とは異なる部分が見えてくることがあります。 特に今回のように、長尺の竹材を使用する場合は、現場でいきなり作業を進めると、取り回しや固定方法、作業スペースの確保などで思わぬ時間がかかることがあります。 そのため、事前に工場で実物を使って確認することで、 ・竹の曲がり方 ・必要な作業人数 ・脚立や足場の位置 ・現場での取り付け手順 ・搬入時や施工時に注意すべき点 などをできる限り把握しておきます。 現場でのリスクを減らし、スムーズに作業を行うためには、こうした事前準備がとても重要です。 竹材は、工業製品のようにすべてが均一ではありません。 だからこそ、素材の性質を理解し、事前に確認しながら進めることで、仕上がりの精度を高めることができます。 竹定商店では、竹の製作だけでなく、現場での納まりや施工方法も考慮しながら、内装・外装・店舗・ホテル・住宅など、さまざまな空間に合わせた竹材のご提案を行っています。 竹を使った空間づくりや、特注竹材の製作・施工をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。/井上 定治 -
竹を曲げる。店舗の天井意匠に使用する特注竹材を製作しました
竹定商店では、店舗内装や商業施設、ホテル、住宅などの空間に合わせて、竹材の特注製作を行っています。 今回は、店舗の天井意匠として設置するための竹材を製作しました。 写真の竹材は、まっすぐな竹をそのまま使用するのではなく、一本ずつ曲げ加工を行ったものです。 ◼️竹ならではの柔らかな曲線 今回製作している竹材は、一見すると同じようなアーチに見えますが、実は一本ずつ曲げ具合を少しずつ変えています。 竹は自然素材のため、同じ太さ・同じ長さのものでも、一本一本にクセがあります。 しなりや硬さ、節の位置、曲がりやすさが異なるため、機械的に同じ形へ曲げるだけでは、きれいな納まりになりません。 そのため、実際の仕上がりを想定しながら、竹の状態を見極めて、少しずつアーチの角度を調整していきます。 直線的な材料では表現できない、竹ならではの柔らかな曲線。 この自然な曲がりが、空間にやさしいリズムと立体感を生み出します。 ◼️店舗内装の天井意匠として使用 今回の竹材は、店舗の天井部分に取り付ける意匠材として使用します。 天井は、壁面や床と比べると意識されにくい部分ですが、空間全体の印象を大きく左右する重要な要素です。 そこに竹の曲線を取り入れることで、自然素材のあたたかみや、やわらかな動きを感じられる空間になります。 また、アーチの角度を少しずつ変えることで、単調な繰り返しではなく、流れのある天井意匠として見せることができます。 店舗内装や商業空間では、素材そのものの表情だけでなく、どのように見せるか、どのように納めるかが非常に重要です。 竹の特徴を活かした納まりを考えることで、既製品では出せない空間づくりが可能になります。 ◼️竹を曲げる難しさ 竹はしなやかな素材というイメージがありますが、思い通りに曲げるのは簡単ではありません。 無理に曲げると割れたり、節の部分で折れたりすることがあります。 また、曲げた後にどの程度戻るのかも、竹の状態によって変わります。 そのため、竹のクセを見ながら、どの方向にどれくらい曲げるかを判断する必要があります。 今回のように複数本を並べて使用する場合は、一本だけをきれいに曲げるのではなく、全体としてどのような流れに見えるかを考えながら製作します。 竹材加工では、図面通りの寸法に仕上げることはもちろん大切ですが、自然素材ならではの個体差をどう活かすかも重要です。 ◼️竹の特注製作・内装意匠のご相談 竹定商店では、丸竹、平割竹、半割竹、柾割竹、竹パネルなど、さまざまな竹材の加工を行っています。 店舗内装、ホテル、旅館、飲食店、住宅、商業施設など、空間に合わせた竹材の製作や納まりのご相談も承っております。 「竹を使いたいが、どのように納めればよいかわからない」 「既製品では対応できない寸法で製作したい」 「天井や壁面に竹を使った意匠を取り入れたい」 そのような場合も、竹の特性を踏まえながら、案件ごとに最適な方法をご提案いたします。 竹ならではの自然な曲線や素材感を活かした空間づくりをご検討の方は、ぜひご相談ください。/井上 定治 -
竹定商店の工場で生まれる、竹の再利用アイデア
竹定商店では、製品として納める竹だけでなく、工場や作業場のさまざまな場所にも竹を活用しています。 竹は自然素材のため、加工の過程でどうしても割れが入ったり、サイズが合わなかったり、製品としては使えなくなるものが出てきます。 そうした竹をそのまま処分するのではなく、「何かに使えないか」と考え、工場内の道具や収納、ちょっとした設備として再利用しています。 ◼️使えなくなった竹を、工場の道具として再利用 例えば、丸竹を使った工具ホルダー。 インパクトドライバーなどの電動工具を差し込めるように竹を加工し、作業しやすい収納として活用しています。 竹は筒状の形をしているため、工具を立てたり、差し込んだりする用途と相性が良く、少し手を加えるだけで実用的な道具になります。 また、自転車スタンドにも竹を使用しています。 丸竹の形状を活かしながら、木材と組み合わせることで、工場内で使える簡易的なスタンドとして再利用しています。 その他にも、竹の運搬や乾燥、作業時のちょっとした支えなど、工場の中では日常的に竹が使われています。 ◼️竹を使い切るための工夫 竹定商店では、竹を建材や装飾材として加工するだけでなく、使えなくなった竹をどう活かすかも大切にしています。 もちろん、すべての竹を再利用できるわけではありません。 しかし、少し形を変えたり、用途を変えたりすることで、まだまだ使える竹も多くあります。 こうした日々の工夫は、単なる再利用にとどまりません。 「この形なら何かに使えるのではないか」 「この曲がりや割れを逆に活かせないか」 「この納まりなら、別の現場にも応用できるのではないか」 そのように考える習慣が、竹定商店のものづくりにつながっています。 ◼️現場の納まりを考える力にもつながる 竹は一本一本、太さや曲がり、節の位置が異なります。 工業製品のように完全に同じ形ではないため、現場ごとに納まりを考える必要があります。 特に、これまでにないデザインや特殊なご依頼の場合、既製品のように決まった方法だけでは対応できないことがあります。 そのような時に大切になるのが、竹の特性を理解しながら、柔軟に考える力です。 工場の中で竹を使いながら、 「どう固定すれば安定するか」 「どこにビスを打てば割れにくいか」 「この形状ならどう支えればよいか」 といったことを日常的に考えていることが、実際の案件での納まり提案にも役立っているのではないかと感じています。 ◼️竹を無駄にしないものづくり 竹定商店では、竹建材、竹パネル、竹ルーバー、竹垣など、さまざまな竹製品を製作しています。 その一方で、製品にならなかった竹にも目を向け、できる限り活用することを大切にしています。 竹を無駄にしないこと。 竹の形をよく見ること。 用途を決めつけず、別の使い方を考えること。 こうした小さな積み重ねが、竹という素材の可能性を広げ、今までにない空間づくりや特殊な納まりの提案につながっているのだと思います。 竹定商店では、これからも竹の特性を活かしながら、建築・店舗内装・空間演出における竹の新しい使い方を考えていきます。/井上 定治 -
4メートル超の白竹平割竹を製作しました|特注長尺の竹ルーバー材
白竹の平割竹を製作しました。 今回製作した平割竹は、複数枚を積層し、竹ルーバーとして使用される予定です。 白竹ならではの上品な色味と、竹の節が生み出す自然なリズムが特徴で、空間にやわらかく落ち着いた印象を与えてくれます。 通常、竹材の長さは4メートルが標準規格の最大寸法となります。 しかし今回は、設計上必要となる寸法に合わせて、4メートルを超える規格外の長さで平割竹を製作しました。 ◼️平割竹を積層してルーバーにする理由 今回の平割竹は、1枚のまま使用するのではなく、複数枚を重ねて積層し、ルーバー材として使用します。 平割竹を積層する大きな理由は、竹が撓みにくくなることです。 竹はしなやかさが魅力の素材ですが、長尺で使用する場合、そのままでは撓みが出やすくなります。そこで複数枚を積層することで、厚みと強度を持たせ、ルーバー材として安定した状態で使用しやすくなります。 また、積層することで竹材自体に厚みが出るため、裏側からビスで固定することが可能になります。 表面にビスを見せずに納めやすくなるため、意匠性を重視する内装空間にも適しています。 さらに、撓みを抑えることで、取り付けに必要な桟の数を減らせる可能性があります。 下地材や固定箇所を少なくできれば、施工性の向上や、よりすっきりとした納まりにもつながります。 ◼️4メートル超の長尺平割竹について 長尺の竹材は、材料の確保から選別、加工まで通常よりも難易度が高くなります。 特に白竹の場合は、色味・曲がり・割れ・節の位置などを確認しながら製作する必要があるため、事前の準備期間が重要になります。 竹定商店では、納期に余裕をいただければ、今回のような4メートル超の特注平割竹にも対応可能です。 店舗内装、ホテル、旅館、商業施設、和モダン空間などで、長尺の竹ルーバーや白竹平割竹をご検討の際は、ぜひ一度ご相談ください。 竹定商店では、用途や設計条件に合わせて、平割竹・半割竹・柾割竹・竹パネルなどの特注製作を行っております。/井上 定治