柾割竹の建具を製作中|東京都内店舗へ納品する竹建材を一本一本手仕上げ
/井上 定治.jpeg)
.jpeg)
現在、竹定商店の工房では柾割竹(まさわりだけ)を使った建具用竹材の製作を進めています。
こちらは東京都内の店舗内装に採用いただく、オーダーメイドの竹建材です。
柾割竹は、竹を繊維方向にまっすぐ割り、表情を整えた素材。
節のラインが美しく揃い、凛とした直線美と上質な和モダンの空間演出ができることから、
近年はホテル・飲食店・物販店舗などの内装材として多くご採用いただいています。
柾割竹とは?|内装・建具に最適な竹建材
柾割竹は、
•直線が生む、シャープで端正な表情
•節がつくる、自然素材ならではのリズム感
•和にも洋にも合う、ミニマルな機能美
といった特長があり、建具・壁面・天井・ルーバー・パネル材として非常に相性の良い竹素材です。
天然素材でありながらシャープな印象をつくれるため、
「和風」だけでなく「現代建築・商業空間・海外デザイン」との組み合わせも増えています。
最後はすべて“手仕事”で仕上げます
機械で形状を整えた後、
最終工程は職人による手作業の研磨・面取り・仕上げ。
一本一本、手で触れながら、
•ささくれがないか
•エッジが立ちすぎていないか
•手触りが滑らかか
•建具として安全に使えるか
を細かく確認していきます。
この工程を省けば効率は上がりますが、
空間に設置されたときの「質感」や「品格」は、やはり手仕事でしか生まれません。
竹定商店では、最終品質は必ず人の手と感覚で決めることを大切にしています。
竹建材・竹内装のご相談は竹定商店へ
竹定商店では、自社竹林での伐採から加工・製作・施工まで一貫対応し、
•柾割竹建具
•竹パネル
•竹天井・壁面材
•ルーバー・ファサード
•特注竹アートワーク
など、建築・店舗・ホテル空間向けの竹建材をオーダーメイドで製作しています。
「竹を内装に取り入れたい」
「自然素材で印象的な空間をつくりたい」
そんなご相談がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
その他のブログ
-
大阪市内の飲食店に胡麻竹の犬矢来を特注製作・納品しました
大阪の工務店様よりご依頼をいただき、 大阪市内の飲食店に胡麻竹(ごま竹)を使用した特注犬矢来(いぬやらい)を製作・納品させていただきました。 犬矢来は、町家や和食店、旅館などで多く採用される伝統的な竹垣意匠のひとつ。 建物の外壁を保護すると同時に、和の趣や上質感を演出できるため、近年は高級飲食店やホテルの外構デザインとしても人気が高まっています。 竹定商店では、既製品ではなく 現場寸法に合わせた完全オーダーメイド製作 にて対応いたしました。 傾斜地に合わせた特注設計 今回の設置場所は、道路に向かってわずかな傾斜がある現場でした。 既製サイズの犬矢来をそのまま設置すると、 ・下部に隙間ができる ・ラインが不自然になる ・ガタつきや不安定さが出る といった問題が生じます。 そこで現地の斜面にあわせて 地面の勾配に合わせてフレームと竹の角度を細かく調整し、傾斜にぴったり沿う形状で製作しました。 結果として、足元まで美しく納まり、安定感のある自然な仕上がりを実現しています。 既製品では出せない「据わりの良さ」と「一体感」は、特注製作ならではの強みです。 胡麻竹の上質な風合い 素材には、独特の斑点模様が特徴の 胡麻竹(ごま竹) を使用しました。 胡麻竹は、 ・落ち着いた高級感 ・自然素材ならではの個体差 ・経年変化による深み が魅力の竹材で、和食店や割烹、料亭などのファサードに非常に相性の良い素材です。 人工素材には出せない「本物の質感」が、店舗の格を一段引き上げてくれます。 替折釘による伝統的な納まり 固定には 替折釘(かいおれくぎ) を採用しました。 替折釘は、 ・釘頭が目立たない ・抜けにくく耐久性が高い ・伝統的な竹垣工法 といった特長を持つ、昔ながらの日本建築金物です。 こうした細部の仕上げこそが、全体の品格や完成度を左右します。 竹定商店では、意匠と耐久性の両立を大切にしながら、一つひとつ丁寧に施工しています。 竹定商店の犬矢来・竹外構について 竹定商店では、 ・犬矢来 ・竹垣/竹塀 ・竹フェンス ・店舗外装竹意匠 ・ホテル・旅館の竹内外装 ・特注サイズ ・曲面加工 など、竹を活かした内外装を 設計・製作・施工まで一貫対応 しております。 「既製品ではサイズが合わない」 「店舗の顔になる和の意匠をつくりたい」 「本物の竹で差別化したい」 そのようなご要望がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。 大阪をはじめ全国の飲食店・商業施設・設計事務所様からのご依頼に対応しております。/井上 定治 -
竹専用の鋸を使う理由|竹加工で仕上がりを左右する「刃」の違い
竹を加工する際、私たち竹定商店では必ず竹専用の鋸を使用しています。 一見すると木材と似ている竹ですが、実は性質は大きく異なり、使用する道具によって仕上がりに明確な差が出ます。 竹はバリや割れが出やすい素材 竹は、 •繊維が縦方向に非常に強い •表皮(皮)が硬く、内部が柔らかい •乾燥や切断時に割れやすい といった特徴を持っています。 そのため、一般的な木工用の鋸で切断すると、 切り口にバリが出たり、表皮が欠けたりすることがあります。 特に内装・外装で「見える部分」に使う竹材では、こうしたダメージがそのまま品質低下につながります。 竹専用の鋸は刃が細かく、切り口がきれい 竹専用の鋸は、刃が非常に細かく設計されており、 切断時の抵抗を抑えながら、繊維をきれいに切ることができます。 これにより、 •切り口が美しい •バリが出にくい •余計な力をかけずに切断できる •施工後の割れリスクを抑えられる といったメリットがあります。 化粧材として使う竹や、建築・インテリア用途の竹材では、 この「刃の違い」が仕上がりに大きく影響します。 見えない工程こそ、竹の品質を左右する 完成した竹材だけを見ると、 どのような道具で切られたかは分かりません。 しかし実際には、 切断・下処理・加工の一つひとつの積み重ねが、 •美しい納まり •長期使用時の安定性 •施工後のトラブル防止 につながっています。 竹定商店では、素材の特性を理解したうえで、 用途に応じた道具と加工方法を選択しています。 竹加工は素材理解から始まる 竹は天然素材のため、 同じ種類であっても一本一本性質が異なります。 だからこそ、 切る道具、刃の当て方、力の入れ方まで含めて、 経験に基づいた判断が欠かせません。 私たちは日々の加工を通じて、 竹の性質と向き合いながら、最適な方法を選び続けています。 まとめ|竹専用の鋸は仕上がりを守るための必須工具 竹専用の鋸は、単なる作業効率のための道具ではありません。 竹の美しさと耐久性を引き出すために欠かせない工具です。 これからも竹定商店は、 素材・道具・手仕事にこだわりながら、 高品質な竹材・竹建材の提供を続けていきます。/井上 定治 -
竹建築でつくる、外と内がつながる景観
外構と室内を別々に考えると、どうしても境界で印象が途切れてしまいます。 竹建築の面白さは、その境界をやわらかく整えられるところ。門まわり、塀、目隠し、そして室内の間仕切りや天井まで、同じ素材感の流れをつくるだけで、住まい全体の景観が静かにまとまります。 竹垣や犬矢来が「ただ囲うため」ではなく、道ゆく人の目を和ませ、建物の品格を引き立てる景観の一部だという考え方は、外から内への設計に直結します。 白竹犬矢来の製品ページはこちら > 青竹犬矢来の製品ページはこちら > 胡麻竹犬矢来の製品ページはこちら > 黒塗装犬矢来の製品ページはこちら > 目隠しを景観に変える:竹垣は面ではなく余白をつくる 竹垣は、主に隠すための壁になりがちですが、竹建築ではむしろ余白を設計する製品です。 青竹建仁寺垣や白竹建仁寺垣は、視線をほどよく透かしながら背景を整えるタイプ。光悦寺垣も青竹と白竹があり、竹の色味で庭の明度を調整できます。 室内に連続させるなら、同じ透け感を活かして、廊下の間仕切りや、採光を落としすぎない建具の格子に。外構で得た陰影が、室内の光のグラデーションへ自然につながります。 青竹建仁寺垣の施工事例はこちら > 白竹建仁寺垣の製品ページはこちら > 角の収まりに品格を出す:袖垣で「視線の向き」を整える 門柱の脇、アプローチの曲がり角、玄関前の一角。こうした「角」は、景観の印象が決まりやすいポイントです。 西山袖垣、白竹玉袖垣、萩玉袖垣など、袖垣のバリエーションは、視線の向きを整え、必要なところだけを品よく隠すために使えます。 室内では、玄関の正面に「壁」を置く代わりに、袖垣の発想で短い間仕切りを設けると、動線は保ちつつ視線だけを和らげられます。 外構のしつらえが、そのまま室内の作法になる感覚です。 西山袖垣の製品ページはこちら > 白竹玉袖垣の製品ページはこちら > 萩玉袖垣の製品ページはこちら > 竹をたくさん使うより、竹が映えるポイントを押さえる 竹の良さは、竹そのものだけで決まるわけではありません。背景素材の質感で、竹の線や形がもっときれいに見えます。 外構なら、杉皮のような落ち着いた面材があると、竹の印象が引き立ちます。 室内でも同じで、竹を主役にしたいなら、壁の一部を控えめな素材にして「背景」をつくると空間に深みが出ます。 竹をたくさん使うより、竹が映える余白を整えるのがポイントです。 つながりを決めるのは「色味の設計」 外と内をそろえたいとき、竹の種類を増やしすぎるとゴチャついて見えやすいです。 だから最初に、白竹・青竹・胡麻竹・黒塗装など、どの色味を主役にするか決めます。 外構(犬矢来・竹垣・袖垣)でその色を基準にして、室内にも同じ雰囲気の色を少し入れる。たとえば外で黒塗装を使うなら、室内は黒い金物や濃い色の枠で合わせる。外で白竹なら、室内は明るい木や和紙っぽい面でつなぐ。 こうすると、製品の紹介っぽくなりすぎず、景観としてまとまりが出ます。 まとめ:竹建築は「境界のデザイン」 竹建築で外と内をつなぐコツは、同じものを並べることではありません。 「同じ考え方」でつなげるのが大事です。 犬矢来は足元を整える。 竹垣は余白をつくる。 袖垣は角の印象を整える。 こうした考え方で配置すると、家全体に落ち着いた品のある景観が生まれます。 外から内へ、視線や光の流れをつくる。竹はそれを自然につなぐ素材です。 竹の使い方や見え方で悩まれたら、状況に合わせてご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。/竹定商店スタッフ -
長野県にて竹内装の現場施工を行っています
現在、長野県にて竹材を用いた内装工事の現場施工を行っております。 竹の内装工事は、図面通りに進むことの方が少なく、現場では寸法の誤差や納まりの変更など、想定外の調整が日常的に発生します。 そのため私たちは、事前にあらゆる納まりや加工方法をシミュレーションし、現場でどのような状況が起きても対応できるよう、万全の準備を整えて臨みます。 自社で日頃から竹の加工・製作を行っているからこそ、 ・その場での微調整 ・寸法変更への即応 ・納まりに合わせた加工判断 といった柔軟な現場対応が可能です。 竹という自然素材は一本一本表情も癖も異なります。 その特性を理解し、素材と向き合いながら空間に最適な形へ仕立てることが、私たち竹定商店の内装施工の強みです。 長野県をはじめ、全国各地での竹内装・竹天井・竹パネル施工のご相談も承っております。/井上 定治 -
竹建築の外構と内装でつくる一体感
竹建築は、建物単体だけで完結するというより、外構と室内までを含めて一つの景色として成立していきます。 門まわりやアプローチ、隣地との取り合いなど、外側の要素を一枚の絵として整理し、室内に入った瞬間の印象も同じ方向で揃える。そうすると、外から内へ視線が移るときに、場面が途切れずにつながって見えます。 外では竹垣が境界の見え方をつくり、室内では竹の線や面が視界のまとまりをつくる。役割は違っても、線の方向や面の置き方といったルールが揃うことで、建物全体の表情がぶれにくくなります。 竹垣がつくる「境界」は、遮るより整える 竹垣は、強い壁のように区切るというより、景色の輪郭を置くための外構要素です。 視線を完全に止めるのではなく、竹の面と隙間のバランスで、見える量を調整していく。 外からの見え方を整理しつつ、庭側の構図も崩さない。その“ちょうどよい境界”をつくりやすいのが竹垣の特徴です。 竹垣の種類によって、見え方は大きく変わります。 建物の直線が印象的なら縦のリズムを揃える、庭の要素が多いなら背景になる面を置く、といった考え方で選定すると、外構全体の整理がしやすくなります。 竹垣の中でも、面で見せる建仁寺垣 竹垣の中でも建仁寺垣は、面としての見え方が特徴です。 割った竹を縦に並べて仕上げるため、線が揃い、竹肌の陰影が出ます。 面ができることで、建物の直線や軒のラインと並行する構図をつくりやすく、外構全体の輪郭が整理されます。 石・苔・下草など要素が多い庭でも、背景として面が入ることで、視線の焦点が散りにくい構成になります。 施工事例:京都市内の別荘に設えた青竹建仁寺垣 個人様が所有される別荘の庭園にて、青竹の建仁寺垣を施工させていただいた事例です。 青竹を用いた建仁寺垣は、竹肌の自然な表情と、淡く明るい色味が印象に残ります。 季節ごとに植栽の色が変わる庭の中でも、青竹の面が背景として立ち上がり、景色の見え方にまとまりが出ます。 建仁寺垣は、寺院や茶庭などで用いられてきた伝統的な竹垣の一つとされ、外側からの視線をやわらかく区切りながら、庭の輪郭を整える用途で選ばれてきました。 今回の現場でも、建仁寺垣の特性を活かし、外部からの視線をやわらかく遮りながらも、景観を引き立ててくれております。 青竹ならではの瑞々しさが、別荘の庭園をより一層引き立て、落ち着いた空間を演出します。 施工事例はこちら > 内装に入って完成する「竹建築」の佇まい 外構で輪郭を整えたあと、室内に入った瞬間の印象まで揃っていると、竹建築は内外が連続した景色として見えます。 内装で竹を取り入れる方法はいくつかあります。 たとえば、柾割竹を建具に採用してパーテーションとして使用する、天井に竹のラインを通して奥行きの方向を示す、壁面の一部を竹材や竹意匠で切り替えて面を置く、間仕切りに竹の格子を採用する、といった設計です。 ポイントは「見せる場所」と「背景に回す場所」を先に決めること。 入口からの見え方、座ったときに視界に入る範囲など、場面ごとに整理しておくと、竹の線や面が過不足なく収まりやすくなります。 施工事例はこちら > 内装も外構も、最後は「納まり」で見え方が決まる 竹垣は、離れて見ると一枚の面に見えますが、近づくと細かい部分が目に入ります。たとえば、柱の間隔、ラインがまっすぐ揃っているか、結び目の位置が揃っているか。 こうした部分が揃っていると、竹垣全体がすっきり見えます。反対に、結び目の位置がバラバラだと、面としての印象が散って見えます。 竹垣は竹を組んで面や線をつくるため、結び目の位置や竹の向きといった細部が目に入りやすく、仕上げの揃い方がそのまま見た目に表れやすいのが特徴です。 室内はさらに距離が近いぶん、継ぎ目のそろい方、見切りのライン、建具との取り合いなどが視界に入りやすくなります。 内外装を同時に考えるときは、外の竹垣で使っているリズムやラインの考え方を、室内側の意匠や納まりにも合わせていくと、全体の統一感がつくりやすくなります。 まとめ 竹建築は、外構で景色の輪郭を整え、内装で視界のまとまりをつくることで、内外がつながった佇まいになります。 竹垣は境界の見え方を組み立てる外構要素であり、室内の竹意匠は線や面の置き方で空間の表情を揃えるための要素です。 外構と内装を別々に考えるのではなく、線と面の方向性、見せる量、納まり方までをセットで整えていくことが、竹建築を一体として見せるポイントになります。 竹垣を含む外構工事はもちろん、内装の竹意匠まで含めてご相談いただけますので、ご計画の段階からお気軽にお問い合わせください。/竹定商店スタッフ -
「白竹づくりの第一工程|昨年伐採した竹の湯抜き(脱色)作業を開始しました」
年末に伐採した竹の湯抜き(湯通しによる脱色処理)作業を開始しました。 湯抜きは、竹に含まれる糖分や油分を抜き、青みを落として美しい白竹へと仕上げるための重要な工程です。 主に建築用竹材や庭園用の竹垣、内装材として使用される白竹は、この工程を経ることで色ムラが少なく、経年変化も安定した素材になります。 当社では毎年この時期から4月頃まで、昨年伐採した青竹を順次湯抜きし、天日干しによる自然乾燥を行っています。現在はまだ鮮やかな緑色ですが、天日で乾燥させることで、約1〜2ヶ月後には淡いクリーム色の美しい白竹へと変化していきます。 この白竹は、竹垣(建仁寺垣・光悦寺垣など)をはじめ、天井材、壁材、ルーバー、装飾材など、建築・エクステリア・インテリアの幅広い用途に使用されます。 自然素材ならではの風合いと、日本建築に欠かせない上質な表情を引き出すため、一本一本丁寧に加工・乾燥を行っています。/井上 定治 -
青竹の光悦寺垣を製作しました|伝統意匠の竹垣を現代空間へ
このたび、青竹を用いた光悦寺垣(こうえつじがき)を製作いたしました。 光悦寺垣は、京都・光悦寺に見られる意匠をもとにした格式ある竹垣の一種で、斜め格子と弓なりの笠木が特徴的な、優美でリズム感のあるデザインです。 使用したのは、瑞々しい色合いが美しい京都産の青竹。節の位置や太さを揃え、割竹の角度や間隔を細かく調整しながら、伝統技法に則って一本一本丁寧に組み上げています。結束には銅線と棕櫚縄を用い、構造強度と意匠性の両立を図りました。 光悦寺垣は、単なる目隠しとしてのエクステリア用竹垣ではなく、庭園や建築空間の「景」として成立する意匠性の高い竹工作です。和風建築はもちろん、旅館・料亭・ホテル・現代建築の外構デザインにおいても、自然素材ならではの柔らかさと品格を演出します。 青竹は経年とともに飴色へと変化し、時間の経過とともに表情を深めていく素材です。完成した瞬間がゴールではなく、風雨や光を受けながら育っていく「生きた建材」であることも、竹垣ならではの魅力と言えるでしょう。 竹定商店では、光悦寺垣をはじめ、建仁寺垣、御簾垣、四ツ目垣など、各種伝統意匠の竹垣製作を設計者・施工者の皆様と協働しながら一点一点オーダーメイドで製作しております。 和風庭園から現代建築まで、空間に最適な竹垣のご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。/井上 定治 -
新年のご挨拶|嵐山の竹林とともに迎える2026年
新年あけましておめでとうございます。 本年も何卒よろしくお願いいたします。 新年最初の写真は、京都・嵐山にある当社保有の竹林の風景です。 冬の澄んだ空気の中、まっすぐに伸びる孟宗竹の間から夕陽が差し込み、 竹林全体がやわらかな光に包まれていました。 この竹林は、建築・内装・エクステリア用の竹材として使用する竹を育て、 日々管理している大切な場所です。 伐採・選別・加工までを一貫して行うことで、 安定した品質の竹素材を建築や空間デザインに提供しています。 嵐山の竹林は観光地としても知られていますが、 私たちにとっては「竹と向き合う原点」であり、 素材としての竹の可能性を考え続ける場所でもあります。 2026年も、 竹を活かした建築素材・内装材・エクステリア素材を通じて、 設計者やデザイナーの皆さまと共に、 魅力ある空間づくりに取り組んでまいります。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。/井上 定治