年末恒例|竹職人が手がける角松の製作・納品が最盛期を迎えます

/井上 定治

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毎年年末になると、正月を迎えるための角松(かどまつ)のご注文・納品が一気に増えてきます。
角松は、新年に年神様を迎えるための日本の伝統的な正月飾りであり、
使用する竹の質・切り口の美しさ・全体のバランスによって印象が大きく変わります。
竹の選定から仕上げまで、すべて職人の手仕事で角松に使用する竹は、太さ・節の位置・色味を一本一本確認しながら選定します。

切り口(斜め切り・寸胴切り)も用途や設置場所に応じて調整し、
松や葉牡丹などの植物との組み合わせも含め、全体の佇まいを意識して仕上げています。
特に年末は、
•旅館・ホテル
•商業施設
•企業のエントランス
•神社仏閣・店舗
など、設置場所ごとに異なる仕様の角松を多数製作・納品させていただいております。
年末限定の製作だからこそ、作り置きはできません。
角松に使われる青竹は時間とともに色味が変化するため、基本的に作り置きはできません。
そのため、ご注文に合わせて必要な分だけを製作し、最適なタイミングで納品しています。
この「手間のかかる工程」こそが、
新年を迎える空間にふさわしい、凛とした竹の表情につながっていると考えています。
竹を通して、新年を迎える空間づくりを
角松は単なる装飾ではなく、
日本の文化・季節感・空間の格を伝える大切な存在です。
毎年多くのご縁をいただき、
年末に角松を納品させていただけることを、職人一同ありがたく感じております。
正月用の角松や竹製品をご検討の際は、
ぜひお気軽にご相談ください。

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