夏の竹林に欠かせないアイテム
/井上 定治
最近は暑すぎで蚊があまり飛んでいません。
それでも多少の蚊はいるので、竹林に入る際、蚊取り線香は必須アイテムです。
これまで当社では様々な商品を試してきました。蚊取り線香、電波式?のも、オニヤンマのキーホルダー等々。
その中でもやはり一番効果があるのが、これ。金鳥の蚊取り線香!
竹定商店の夏に金鳥の蚊取り線香は欠かせません!!
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祇園の飲食店に青竹の犬矢来を納品|ガスメーター点検用の扉付き特注仕様
京都・祇園エリアの飲食店様へ、青竹の犬矢来(いぬやらい)を製作・納品させていただきました。 祇園の町並みに調和する外観づくりとして、天然の青竹を使用。 鮮やかな緑が印象的な、京都らしいファサードに仕上がりました。 ◼️祇園の景観に合わせた青竹の犬矢来 犬矢来は、町家の外壁を守るために設けられた伝統的な竹の意匠。 現在では、祇園の飲食店・料亭・町家改装店舗の外構デザインとして広く採用されています。 青竹ならではの瑞々しい色味は、施工直後が最も美しく、 その後は時間の経過とともに落ち着いた飴色へと変化します。 天然素材だからこそ味わえる、経年変化も魅力のひとつです。 ◼️ガスメーター確認用の扉を設置(実用性と意匠性の両立) 今回の案件では、内部にガスメーター等の設備機器があったため、 一部に点検・確認ができる開閉式の扉を設けました。 外観を損なわないよう、 •竹の流れを揃える •曲面のラインを崩さない •金物を極力目立たせない といった点に配慮し、意匠と実用性を両立させています。 飲食店の外構では、設備点検のしやすさも重要なポイントです。 ◼️替折釘(かえおれくぎ)を使用した本格仕様 固定には、伝統的な替折釘(かえおれくぎ)を使用。 替折釘は、見た目の美しさだけでなく、 竹の収縮や経年変化にも対応しやすい固定方法です。 細部の納まりこそが、完成度を大きく左右します。 ◼️現場での最終仕上げ対応 今回の現場では、柱に一部出っ張りがあったため、 最終の仕上げ加工は現場にて微調整を行いました。 犬矢来は曲面構造のため、 下地や柱の状況によっては、現場対応が必要になるケースもあります。 竹定商店では、採寸から製作、現場での最終仕上げまで一貫対応。 祇園のように景観条件が厳しいエリアでも、柔軟に対応いたします。 ◼️祇園・京都で犬矢来の製作をご検討の方へ •祇園エリアでの飲食店開業 •町家改装に伴う外構リニューアル •京都らしいファサードデザインを検討中 •ガスメーター等を隠しつつ点検可能な仕様にしたい このようなご相談がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。 青竹の犬矢来は、 京都の伝統と現代の機能性を融合させた外構デザインです。 祇園の街並みに調和する、本物の竹意匠をご提案いたします。/井上 定治 -
時代劇用の竹水筒を製作|リアルな質感を追求した枯竹仕上げ
この度、時代劇で使用される竹の水筒(竹筒水筒)を製作いたしました。 映像作品において重要なのは、単なる竹製品ではなく、 時代背景に馴染むリアルな質感と経年感です。 竹定商店では、演出意図に合わせて素材選定から仕上げまで行っています。 ■ あえて「枯れた竹」を使用する理由 今回の竹水筒では、青竹ではなく、あえて枯れた竹(古色感のある竹)を使用しました。 新品の竹は美しく整っていますが、 時代劇の世界観には使い込まれた風合いが求められます。 枯竹特有の •落ち着いた色味 •表面の自然なムラ •ややくすんだ質感 •経年変化を感じさせる節の表情 これらが、画面に映ったときの説得力を生み出します。 ■ 映像小道具としての竹製品 竹の水筒は、武士や旅人の携帯道具として登場することが多い小道具です。 ・吊り下げ紐の取り付け位置 ・差し込み口の角度 ・節の見せ方 ・削りの荒さ 細部の仕上げが、映像のリアリティを左右します。 竹定商店では、建築用竹材だけでなく、 時代劇・映画・舞台美術向けの竹小道具製作にも対応しています。 ■ 竹材のプロが作る「本物の風合い」 量産品では再現できない自然素材の表情。 竹林から素材を選び、 加工し、 あえて“整えすぎない”。 これが本物の質感を生み出します。 ■ 映像・舞台美術関係者様へ •時代劇用竹小道具の製作 •経年感を出した竹素材の加工 •古色仕上げの竹建具・竹装飾 など、ご相談ください。 竹の専門店だからこそできる、 “リアルな竹”をご提供いたします。/井上 定治 -
竹粉を竹林へ還元|竹定商店が実践する循環型の竹林整備と土壌改良
竹を加工する際に発生する「竹粉(たけこ)」。 通常であれば産業廃棄物として処理されることもある副産物ですが、竹定商店ではこの竹粉を竹林へ還元し、土壌改良材として活用しています。 ■ 竹粉とは? 竹を製材・加工する際に出る削り粉やチップ状の素材を「竹粉」と呼びます。 自然由来100%の有機素材であり、適切に活用することで土壌環境の改善に役立ちます。 ■ 竹粉を竹林に撒く理由 ① 土壌改良効果 竹粉は微生物の働きを活性化させ、土壌の通気性や保水性を向上させます。 特に踏み固められた竹林の地面では、土が硬くなりがちですが、竹粉を撒くことで土壌が柔らかくなり、健全な竹の生育環境を整えることができます。 ② 有機物循環による竹林再生 伐採 → 加工 → 竹粉発生 → 竹林へ還元 この循環により、竹資源を無駄なく活かす持続可能な竹林経営を実践しています。 ③ 放置竹林対策への貢献 竹林整備と同時に土壌改善を行うことで、健全な竹林の維持管理が可能になります。 これは、放置竹林問題の解決にもつながる重要な取り組みです。 ■ 竹を「使い切る」ものづくり 竹定商店では、インテリア・エクステリア用竹材の製造だけでなく、 •竹林の整備 •竹の伐採・製材 •副産物(竹粉)の再活用 までを一貫して行っています。 竹を単なる建材として扱うのではなく、資源として循環させることを大切にしています。 ■ まとめ|竹林整備 × 土壌改良 × サステナブル 竹粉を竹林へ撒くことは、小さな作業の積み重ねですが、 未来の竹林を育てる大切な工程です。 竹を使うことは、竹林を守ること。 そして、竹を余すことなく活用することが、真のサステナブルにつながります。/井上 定治 -
飲食店の壁面を彩る、竹×エポキシの特注アートワークを制作しました
この度、飲食店の壁面装飾として特注の竹アートワークを制作いたしました。 本作品は、輪切りにした竹の中へ指定色のエポキシ樹脂を流し込み、一つひとつ丁寧に仕上げたオリジナルデザインです。 最後に木枠で囲うことで、アートピースとして完成させています。 竹の輪切りとエポキシ樹脂の融合 使用しているのは、表情豊かな天然竹。 竹を輪切りに加工し、その内部に色指定されたエポキシ樹脂を流し込むことで、透明感と奥行きのあるデザインに仕上げました。 エポキシは、以下のような特長があります。 •鮮やかな発色が可能 •光を受けることで美しい透過性を演出 竹の自然な質感と、樹脂のモダンな質感が組み合わさることで、和と現代性が融合した壁面アートとなっています。 飲食店の内装に“印象を残す”壁面デザイン 飲食店の内装デザインにおいて、壁面アートは空間の印象を大きく左右します。 •店舗コンセプトに合わせた色指定が可能 •ロゴカラーやブランドカラーを反映できる •照明との組み合わせで表情が変わる 今回のアートワークも、店舗コンセプトに合わせた配色で設計。 単なる装飾ではなく、空間のアイコンとなる竹インテリアとしてご採用いただきました。 一点一点、手作業で仕上げる特注制作 竹の選定から加工、エポキシの流し込み、固定、木枠の製作まで、すべて手作業で行っています。 エポキシは流し込み後の硬化管理が重要で、気泡や色ムラが出ないよう細心の注意を払いながら仕上げます。 最終的には木枠に納め、壁面アートとして設置可能な状態で納品いたしました。 飲食店の内装アートや壁面装飾をオーダーメイドで制作したい方は、ぜひご相談ください。 竹を活かした店舗内装・壁面アートのご相談承ります 竹定商店では、 •飲食店の壁面アート •ホテル・商業施設の装飾パネル •竹と樹脂を組み合わせたデザイン提案 •店舗ブランドに合わせた色指定制作 など、特注の竹インテリア・竹アートワーク制作を承っております。 空間の価値を高める竹デザインをご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。/井上 定治 -
白竹の四方貼を製作しました|ルーバー・手すりに最適な竹建材
白竹を用いた「四方貼(しほうばり)」を製作いたしました。 四面貼とは、丸竹を4分割(四つ割)に加工し、再度接着・貼り合わせることで、四角断面に仕上げた竹材です。丸竹の風合いを活かしながら、 施工性と意匠性を高めた竹建材となります。 ■ 白竹四方貼の特徴 •断面が正方形に近いため、ルーバー材として均一に納まる •金物や下地との取り合いがしやすく、手すりや格子部材にも最適 •表面は天然の白竹の質感をそのまま活かした上品な仕上がり •内部は空洞構造のため、軽量で扱いやすい 丸竹の柔らかい表情を持ちながら、直線的でシャープな印象も併せ持つため、和モダン空間や商業施設の内装デザインにも相性が良い建材です。 ■ 使用用途 ・竹ルーバー ・竹手すり ・縦格子 ・店舗内装のアクセント部材 ・天井意匠材 用途や寸法に応じて、サイズオーダーでの製作も可能です。 竹を単に丸材として使うのではなく、構造材として扱いやすい断面形状へ再構成することで、設計の自由度が広がります。 白竹四方貼の詳細やサンプルのご相談は、お気軽にお問い合わせください。/井上 定治 -
柾割竹の建具を製作中|東京都内店舗へ納品する竹建材を一本一本手仕上げ
現在、竹定商店の工房では柾割竹(まさわりだけ)を使った建具用竹材の製作を進めています。 こちらは東京都内の店舗内装に採用いただく、オーダーメイドの竹建材です。 柾割竹は、竹を繊維方向にまっすぐ割り、表情を整えた素材。 節のラインが美しく揃い、凛とした直線美と上質な和モダンの空間演出ができることから、 近年はホテル・飲食店・物販店舗などの内装材として多くご採用いただいています。 柾割竹とは?|内装・建具に最適な竹建材 柾割竹は、 •直線が生む、シャープで端正な表情 •節がつくる、自然素材ならではのリズム感 •和にも洋にも合う、ミニマルな機能美 といった特長があり、建具・壁面・天井・ルーバー・パネル材として非常に相性の良い竹素材です。 天然素材でありながらシャープな印象をつくれるため、 「和風」だけでなく「現代建築・商業空間・海外デザイン」との組み合わせも増えています。 最後はすべて“手仕事”で仕上げます 機械で形状を整えた後、 最終工程は職人による手作業の研磨・面取り・仕上げ。 一本一本、手で触れながら、 •ささくれがないか •エッジが立ちすぎていないか •手触りが滑らかか •建具として安全に使えるか を細かく確認していきます。 この工程を省けば効率は上がりますが、 空間に設置されたときの「質感」や「品格」は、やはり手仕事でしか生まれません。 竹定商店では、最終品質は必ず人の手と感覚で決めることを大切にしています。 竹建材・竹内装のご相談は竹定商店へ 竹定商店では、自社竹林での伐採から加工・製作・施工まで一貫対応し、 •柾割竹建具 •竹パネル •竹天井・壁面材 •ルーバー・ファサード •特注竹アートワーク など、建築・店舗・ホテル空間向けの竹建材をオーダーメイドで製作しています。 「竹を内装に取り入れたい」 「自然素材で印象的な空間をつくりたい」 そんなご相談がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。/井上 定治 -
大阪市内の飲食店に胡麻竹の犬矢来を特注製作・納品しました
大阪の工務店様よりご依頼をいただき、 大阪市内の飲食店に胡麻竹(ごま竹)を使用した特注犬矢来(いぬやらい)を製作・納品させていただきました。 犬矢来は、町家や和食店、旅館などで多く採用される伝統的な竹垣意匠のひとつ。 建物の外壁を保護すると同時に、和の趣や上質感を演出できるため、近年は高級飲食店やホテルの外構デザインとしても人気が高まっています。 竹定商店では、既製品ではなく 現場寸法に合わせた完全オーダーメイド製作 にて対応いたしました。 傾斜地に合わせた特注設計 今回の設置場所は、道路に向かってわずかな傾斜がある現場でした。 既製サイズの犬矢来をそのまま設置すると、 ・下部に隙間ができる ・ラインが不自然になる ・ガタつきや不安定さが出る といった問題が生じます。 そこで現地の斜面にあわせて 地面の勾配に合わせてフレームと竹の角度を細かく調整し、傾斜にぴったり沿う形状で製作しました。 結果として、足元まで美しく納まり、安定感のある自然な仕上がりを実現しています。 既製品では出せない「据わりの良さ」と「一体感」は、特注製作ならではの強みです。 胡麻竹の上質な風合い 素材には、独特の斑点模様が特徴の 胡麻竹(ごま竹) を使用しました。 胡麻竹は、 ・落ち着いた高級感 ・自然素材ならではの個体差 ・経年変化による深み が魅力の竹材で、和食店や割烹、料亭などのファサードに非常に相性の良い素材です。 人工素材には出せない「本物の質感」が、店舗の格を一段引き上げてくれます。 替折釘による伝統的な納まり 固定には 替折釘(かいおれくぎ) を採用しました。 替折釘は、 ・釘頭が目立たない ・抜けにくく耐久性が高い ・伝統的な竹垣工法 といった特長を持つ、昔ながらの日本建築金物です。 こうした細部の仕上げこそが、全体の品格や完成度を左右します。 竹定商店では、意匠と耐久性の両立を大切にしながら、一つひとつ丁寧に施工しています。 竹定商店の犬矢来・竹外構について 竹定商店では、 ・犬矢来 ・竹垣/竹塀 ・竹フェンス ・店舗外装竹意匠 ・ホテル・旅館の竹内外装 ・特注サイズ ・曲面加工 など、竹を活かした内外装を 設計・製作・施工まで一貫対応 しております。 「既製品ではサイズが合わない」 「店舗の顔になる和の意匠をつくりたい」 「本物の竹で差別化したい」 そのようなご要望がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。 大阪をはじめ全国の飲食店・商業施設・設計事務所様からのご依頼に対応しております。/井上 定治 -
竹専用の鋸を使う理由|竹加工で仕上がりを左右する「刃」の違い
竹を加工する際、私たち竹定商店では必ず竹専用の鋸を使用しています。 一見すると木材と似ている竹ですが、実は性質は大きく異なり、使用する道具によって仕上がりに明確な差が出ます。 竹はバリや割れが出やすい素材 竹は、 •繊維が縦方向に非常に強い •表皮(皮)が硬く、内部が柔らかい •乾燥や切断時に割れやすい といった特徴を持っています。 そのため、一般的な木工用の鋸で切断すると、 切り口にバリが出たり、表皮が欠けたりすることがあります。 特に内装・外装で「見える部分」に使う竹材では、こうしたダメージがそのまま品質低下につながります。 竹専用の鋸は刃が細かく、切り口がきれい 竹専用の鋸は、刃が非常に細かく設計されており、 切断時の抵抗を抑えながら、繊維をきれいに切ることができます。 これにより、 •切り口が美しい •バリが出にくい •余計な力をかけずに切断できる •施工後の割れリスクを抑えられる といったメリットがあります。 化粧材として使う竹や、建築・インテリア用途の竹材では、 この「刃の違い」が仕上がりに大きく影響します。 見えない工程こそ、竹の品質を左右する 完成した竹材だけを見ると、 どのような道具で切られたかは分かりません。 しかし実際には、 切断・下処理・加工の一つひとつの積み重ねが、 •美しい納まり •長期使用時の安定性 •施工後のトラブル防止 につながっています。 竹定商店では、素材の特性を理解したうえで、 用途に応じた道具と加工方法を選択しています。 竹加工は素材理解から始まる 竹は天然素材のため、 同じ種類であっても一本一本性質が異なります。 だからこそ、 切る道具、刃の当て方、力の入れ方まで含めて、 経験に基づいた判断が欠かせません。 私たちは日々の加工を通じて、 竹の性質と向き合いながら、最適な方法を選び続けています。 まとめ|竹専用の鋸は仕上がりを守るための必須工具 竹専用の鋸は、単なる作業効率のための道具ではありません。 竹の美しさと耐久性を引き出すために欠かせない工具です。 これからも竹定商店は、 素材・道具・手仕事にこだわりながら、 高品質な竹材・竹建材の提供を続けていきます。/井上 定治