Experiment #0002

平割された竹には、側面削りが施されている。この加工を行うことで、壁材として連続に並べた際に、下地が見えるのを防ぐことや精巧な立体張りが可能となる。白色を塗布した竹を1本、または数本のグループに分け、空間を持たせながらパネルに固定する。白は、光を受けることで表情が増し、竹の特徴である曲げにより美しい弧を描き、波のような立体感を出す。また、曲げにより出来上がった空間には、ライトなどを挿入することもでき、間接照明やランプシェードとしても応用可能。

Design: studio oliver franz

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