竹建築でつくる、外と内がつながる景観

/竹定商店スタッフ

外構と室内を別々に考えると、どうしても境界で印象が途切れてしまいます。

竹建築の面白さは、その境界をやわらかく整えられるところ。門まわり、塀、目隠し、そして室内の間仕切りや天井まで、同じ素材感の流れをつくるだけで、住まい全体の景観が静かにまとまります。

竹垣や犬矢来が「ただ囲うため」ではなく、道ゆく人の目を和ませ、建物の品格を引き立てる景観の一部だという考え方は、外から内への設計に直結します。

Inuyarai shiratake

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青竹犬矢来

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Inuyarai gomadake

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Inuyarai kurotoso

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目隠しを景観に変える:竹垣は面ではなく余白をつくる

竹垣は、主に隠すための壁になりがちですが、竹建築ではむしろ余白を設計する製品です。

青竹建仁寺垣や白竹建仁寺垣は、視線をほどよく透かしながら背景を整えるタイプ。光悦寺垣も青竹と白竹があり、竹の色味で庭の明度を調整できます。

室内に連続させるなら、同じ透け感を活かして、廊下の間仕切りや、採光を落としすぎない建具の格子に。外構で得た陰影が、室内の光のグラデーションへ自然につながります。

Oogaki kenninjigaki aodake

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Oogaki kenninjigaki shiratake 01

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角の収まりに品格を出す:袖垣で「視線の向き」を整える

門柱の脇、アプローチの曲がり角、玄関前の一角。こうした「角」は、景観の印象が決まりやすいポイントです。

西山袖垣、白竹玉袖垣、萩玉袖垣など、袖垣のバリエーションは、視線の向きを整え、必要なところだけを品よく隠すために使えます。

室内では、玄関の正面に「壁」を置く代わりに、袖垣の発想で短い間仕切りを設けると、動線は保ちつつ視線だけを和らげられます。

外構のしつらえが、そのまま室内の作法になる感覚です。

Sleeve fence

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竹をたくさん使うより、竹が映えるポイントを押さえる

竹の良さは、竹そのものだけで決まるわけではありません。背景素材の質感で、竹の線や形がもっときれいに見えます。

外構なら、杉皮のような落ち着いた面材があると、竹の印象が引き立ちます。

室内でも同じで、竹を主役にしたいなら、壁の一部を控えめな素材にして「背景」をつくると空間に深みが出ます。

竹をたくさん使うより、竹が映える余白を整えるのがポイントです。

つながりを決めるのは「色味の設計」

外と内をそろえたいとき、竹の種類を増やしすぎるとゴチャついて見えやすいです。

だから最初に、白竹・青竹・胡麻竹・黒塗装など、どの色味を主役にするか決めます。

外構(犬矢来・竹垣・袖垣)でその色を基準にして、室内にも同じ雰囲気の色を少し入れる。たとえば外で黒塗装を使うなら、室内は黒い金物や濃い色の枠で合わせる。外で白竹なら、室内は明るい木や和紙っぽい面でつなぐ。

こうすると、製品の紹介っぽくなりすぎず、景観としてまとまりが出ます。

まとめ:竹建築は「境界のデザイン」

竹建築で外と内をつなぐコツは、同じものを並べることではありません。

「同じ考え方」でつなげるのが大事です。

  • 犬矢来は足元を整える。
  • 竹垣は余白をつくる。
  • 袖垣は角の印象を整える。

こうした考え方で配置すると、家全体に落ち着いた品のある景観が生まれます。

外から内へ、視線や光の流れをつくる。竹はそれを自然につなぐ素材です。

竹の使い方や見え方で悩まれたら、状況に合わせてご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

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