竹インテリアの魅力と竹建材がもたらす高級空間の演出

/竹定商店スタッフ

竹インテリアの魅力と、竹建材がもたらす高級空間の演出

近年、住まいづくりや店舗設計の分野で「竹」を用いたインテリアが注目を集めています。

自然素材の中でも竹は、木材とは異なる独自の質感や佇まいを持ち、空間に上品さと凛とした空気をもたらします。

本記事では、竹建材がどのように空間を演出し、どのような価値を加えるのかを、仕上がりの美しさやデザイン性という“空間的特徴”に絞って紹介します。

竹ならではの自然美と高級感

竹の最大の魅力は、その素材自体が放つ自然美にあります。竹の表面に現れるまっすぐな繊維のラインや節目は、天然が時間をかけて織りなした模様であり、一本として同じ表情がありません。

光の当て方や見る角度によって様々に表情を変えるその姿は、空間に奥行きと深みを与えます。

竹建材のある天井

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竹材を用いた天井意匠は、高級和風ダイニングや旅館のカウンター空間でよく見られる演出です。

画像のように竹を格子状に配した天井から入る光は、木漏れ日のような繊細な陰影を生み出してくれます。

竹の持つナチュラルな質感と直線美が調和し、高級空間に独特の奥行きと温もりを加えてくれる好例と言えるでしょう。

空間の“格”を上げるアクセント材として

部屋全体を竹で統一するのはもちろん、アクセントとして部分的に取り入れるだけでも空間に深みが生まれます。

  • 竹のパーテーションで落ち着きと華やかさを両立
  • 壁面に黒竹をアーチ状に設置し、上質で落ち着いた空間を演出
  • 間接照明で竹を照らすことで、幻想的な雰囲気を演出
  • 平割竹を天井や壁面の化粧材として採用

このような少しの工夫で、空間は一気に引き締まり、空間の印象に“格”が生まれます。建材としての主張が強すぎないため、インテリアに自然と調和する点も魅力です。

竹のパーティションのある空間

壁面に竹をあしらった上質な和モダン空間の店内インテリア

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職人技が活きる繊細な仕上げ

竹建材は、仕上げによって表情が大きく変わる素材です。

たとえば、平割竹の柔軟性を活かして、壁から天井まで1本の竹を曲げて使用したり、平割竹のしなりを活かして波を表現したりと、職人の技術が活きる工程が多数あります。

その仕上がった内装には手仕事の温かみが宿り、“量産品にはない特別感”が生まれます。

近年は竹建材をインテリアで活用する事例も増え、住宅だけでなく、オフィスや商業施設でも採用が広がっています。

竹建材のあるオフィス空間

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最後に:竹がつくるのは「素材の美しさが主役の空間」

竹建材を活用したインテリアは、その存在が空間を美しく引き立てます。

直線的な美しさ、自然素材ならではの温かみ、光と影がつくる繊細な表情、そして職人技がもたらす特別感。

これらが組み合わさることで、竹が演出する空間は“静かに、しかし確かな存在感”を放ちます。

住宅、店舗、ホテル、オフィスなど、用途を問わず採用しやすい竹建材。

高級感と落ち着きの両立を目指す空間づくりにおいて、竹はこれからも魅力的な選択肢です。

空間の印象を左右する素材選びは、どんな建物にとっても大切なプロセスです。

「どのように取り入れれば良いか」「どんな仕上がりが合うか」など、具体的なイメージづくりでお悩みの際は、お気軽にご相談ください。

空間にふさわしい竹の魅せ方をご提案いたします。

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