京都駅近くのゲストハウスにて「青竹建仁寺垣」を施工しました

/井上 定治

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京都駅近くのゲストハウスにて、青竹建仁寺垣(けんにんじがき)を施工させていただきました。
建仁寺垣とは、京都・建仁寺が発祥とされる伝統的な竹垣で、最も一般的で人気のある和風垣根の一つです。

青竹の鮮やかな緑色と、黒縄のコントラストが美しく、日本らしい落ち着いた雰囲気を演出します。
また、竹本来のしなやかさと温もりが感じられるため、日本庭園・町屋・ゲストハウス・旅館などの外構デザインに幅広く採用されています。

建仁寺垣の魅力

建仁寺垣は、縦に並べた竹を横竹と縄で結び固定する構造で、シンプルながらも端正な美しさがあります。
今回施工したのは、生竹を使用した青竹仕様。時間の経過とともに色味が落ち着き、美しい枯淡の風合いに変化していきます。

この自然の移ろいこそが竹垣の最大の魅力であり、訪れる人に「日本らしさ」を感じていただける要素の一つです。

インバウンド施設にもおすすめ

近年では、京都を訪れる海外旅行者にとっても、竹垣は“和の象徴”として高い人気を集めています。
特に建仁寺垣は、施工性が高く、コストを抑えながら伝統的な雰囲気を再現できるため、
ゲストハウスやホテル、カフェなどインバウンド向け施設にも最適です。

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